期 間:平成19年10月10日〜平成20年3月24日
会 場:今帰仁村歴史文化センター展示室
主 催:今帰仁村教育委員会 今帰仁村歴史文化センター
「北山(山原)の歴史と文化」―山原の歴史を歩く―をテーマに企画展を開催する。「北山(山原)の歴史」を書き改めようとすると、なかなか重労働である。若い頃、非常に少ない史料で大胆にエイエイオーと歴史を描いてきた。史料の限界を知ると遅々と前に進まない。まずは、これまで利用してきた史料を再度確認する作業をし深めていくことにする。
ここでは北山(山原)を便宜的に以下のように仮の時代区分をし、まずは各時代に史料を置いて考えてみることにする。以前は今帰仁を中心としてきたが、山原全域を含め作業進め、そこから再度時代の名称や時代の区切などを検討していくことにする。(準備作業途中であるが、随時書き加えていくことにする)
展示作業を進めているが、全てを展示することは不可能なので、「山原の歴史を歩く」、散歩するスタイルで展示をすることに。全体については『なきじん研究』(16号:300頁)に収録する予定である。
1.北山王時代以前
・北山(山原)域のグスク
・源為朝公の渡来と運天
2.北山王時代(三山鼎立〜1416年)
・『明実録』に見る山北(北山)(怕尼芝・a・攀安知)
・北山王の居城(今帰仁グスク)
3.第一監守時代(1417〜1469年)
・監守を務めた尚忠と具志頭王子
・北山王と百按司墓
4.第二監守時代(前期:1470〜1609年))
・要津運天港と郡島(『海東諸国紀』)
・監守を務めた今帰仁按司(尚紹威・
・北山の祭祀を掌った今帰仁阿応理屋恵
・古琉球の辞令書からみた今帰仁間切
・薩摩軍の琉球進攻と今帰仁グスク
5.第二監守時代(後期:1610〜1665年)
・監守を務めた今帰仁按司(縄祖・従憲)
・北山監守が果たした役割
・山原の間切と同(主)村と番所
・山原の宿道(スクミチ)
・唐船の漂着と運天港
・フランス艦船の来航と運天港
6.間切時代(前期:1666〜明治12年)
・今帰仁間切の分割と伊野波(本部)間切の創設
・久志間切・恩納間切・大宜味間切の創設
・首里に住む今帰仁按司(洪徳・鳳彩・宣謨・弘猷・鴻基・維藩)
・運天番所に務める間切役人
・元文検地と印部石(原石)
・山北今帰仁城監守来歴碑記にみる歴史観
・クニレベルのウタキ(クボウヌウタキ・アスムイ)
・今帰仁阿応理屋恵の廃止と復活
・『琉球国由来記』に見る村と神アサギ
7.間切時代(後期:明治13〜明治41年)
・廃藩置県後の今帰仁間切
・地頭代→間切長
8.村町政時代(戦前:明治42〜昭和20年)
・間切→村(ソン) 村(ムラ)→字(アザ)
・番所(役場)の移転(運天→仲宗根)
・間切長→村長
9.市町村政時代(戦後:昭和21〜現在)