今帰仁城跡(なきじんじょうあと)

 
  
 ・所在地 沖縄県国頭郡今帰仁村今泊
     ・交  通 本部循環線今帰仁村今泊今帰仁城跡入口下車
            (徒歩15分)
     ・休館日 年中無休(台風など特別な理由の場合は閉城・閉館となります)
     ・今帰仁城跡:午前8時〜午後5時
         (城跡は季節によって開園前、開園後の時間延長を行っています)
     ・歴史文化センター:開館午前8時30分〜午後5時閉館
                 (午後4時30分まで入館お願いします)
     ・今帰仁城跡と今帰仁村歴史文化センター隣接しています。
     ・平成17年9月から城跡と歴史文化センターの観覧料は一本化
      (平成17年9月)しており、一覧表の通りとなっております。
      (チケットはグスク交流センターでお求めください)
      
  区 分  個 人 団体(10人以上)
 大  人  400円   320円
小中高生  300円   240円
小学生未満  無 料   無 料


     ▲チケット(左歴史文化センター、右が今帰仁城跡)
   
    ・問い合せ
       今帰仁城跡管理事務所(グスク交流センター内)
             TEL・FAX:0980−56−4400
       今帰仁村教育委員会(文化財)
             TEL:0980−56−3201
                  0980−51−5477
             FAX:0980−56−3217 
       今帰仁村歴史文化センター
             TEL:0980−56−5767
             FAX:0980−56−2789

 今帰仁城跡(なきじんじょうあと)は2000年12月に「琉球王国のグスク関連資産群」(9資産)の一つとして世界遺産に登録されました。

 【9資産】
   @今帰仁城跡(なきじんじょうあと)
   A座喜味城跡(ざきみじょうあと)
   B勝連城跡(かつれんじょうあと)
   C中城城跡(なかぐすくじょうあと)
   D首里城跡(しゅりじょうあと)
   E園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
   F識名園(しきなえん)
   G玉 陵(たまうどぅん)
   H斎場御嶽(せいふぁうたき)

 ここでは9資産の一つ今帰仁城跡について紹介します。


  ▲今帰仁城が機能していた頃の様子(想像図)
  
【今帰仁城跡にあがるハンタ道】

 私たちは(兼次小6年)、今帰仁グスクの歴史について学んでいます。北山王が今帰仁グスクを居城としていた600〜700年前の時代を歩いて確認していきます。今帰仁グスクへあがるには、ハンタ道を利用していました。ハンタ道への入り口にエーガー(親川)があります。きっとグスクにのぼる前に手足を洗い清めて登っていったのでしょう。今でもムラ(字)や今帰仁上りで中南部からも拝みにやってきます。

 ハンタ道は大正5年までグスクにのぼる主要道路でした。まだ車のない時代でした。途中、石畳道や階段状、坂道あり平坦道ありです。途中にミームングスク(見物城)があります。きっと、見張り役がいて監視した場所かもしれません。1609年の島津の軍隊も、ハンタ道をかけのぼり今帰仁グスクを焼き討ちにしたのでしょう。

 このハンタ道ですが、ミームングスクにあがるとよくわかります。ハンタは崖の端のことです。ミームングスクの方を眺めると志慶真川があり、そこが崖となっています。一帯はハンタ原と地名がついています。このハンタ道は、崖のあるハンタ原を通ることに因んだ名称です。ハンタ道は今帰仁グスクへの主要道路であり、グスク内から発掘された膨大な遺物(陶磁器などの遺物)もハンタ道を通り運ばれたのでしょう。ハンタ道は今帰仁グスクの歴史を刻んだ道でもあります。

 ハンタ道をのぼりきると、大正5年に開通した道と合流します。一帯は集落跡でトゥムヌハーニ火神、アオリヤエノロドゥンチ火神、今帰仁ノロドゥンチ火神の拝所があります。火神の祠があるところは、かつてノロなどの住居跡だとわかります。今から400年前くらいに、そこから集落は麓に移動しています。拝所から旧家の跡や家々(集落Iがあったことがわかります。


 ▲今帰仁城跡へ登り口の親川(エーガー)    ▲今帰仁城跡への道(ハンタ道)


▲ハンタ道の途中にあるミームングスク(見物城)    ▲トゥムヌハーニー火神の祠


  ▲外郭の石積みから今帰仁城跡をみる   ▲今帰仁ヌルドゥンチ火神の祠から

【今帰仁城跡内】             


▲外郭の内側にフイドゥンチ火神の祠や    ▲大隅(ウーシミ)の城壁(野面積み)
   ウーニがある(手前が本部ウーニ、
   向こう側が今帰仁ウーニ)。



▲平郎門の前で(この門は昭和37年      ▲七・五・三の参拝道の側を通る旧道
   に造られたもの



 ▲旧道を登りきると、そこは大庭(ウミャー)   ▲大庭の南側にあるカラウカー
                                       (雨乞いの拝所)


(続く)